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犬を飼う心構え 盲導犬

小さい頃家でマルチーズを飼っていました。ちょうど娘と同じ年頃。母親が仕事で鍵っ子だった私は犬が欲しくて欲しくて、頼んで飼ってもらったにもかかわらず、あまり良い飼い主ではありませんでした。今思えば犬には可哀相だったなと思う事ばかり。その時はそうは思っていなかったのですが。なので今度犬を飼うときは必ずきちんとした心構えが出来てから、というのが大前提でした。

娘の気持ちも昔の私同様。欲しい気持ちが良くわかります。でも彼女にも犬を甘やかさないというのはどういうことか、心構えをきっちりとしてもらわないといけません。そして犬を飼った事のない主人、留守が多いとはいえ、時には協力してもらわないといけないこともでてくるでしょう。

それには犬を飼い始める前にシミレーションが必要だと感じました。そして思い浮かんだのが、盲導犬のパピーウオーカー。本当は実際に盲導犬を育てたかったのですが、訓練に通っているうちに、色々と障害があることがわかり、14ヶ月−16ヶ月責任を持って育て上げなくてはいけないパピーウォーカーは今現在は無理でした。でも時々パピーシッターとして本来の飼い主さんがお留守の時に預かるお仕事は可能です。なので続けて訓練に通い、時には娘と主人も連れて行き、パピーの躾け方を教えてもらっています。
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盲導犬はほとんどラブラドールなので、私たちが飼う予定の小型犬とは違いますが、とても勉強になります。何匹もいるのでそれぞれ性格が違うことも学びました。制限が多く厳しく躾けなくてはいけない盲導犬、でも飼い主の言う事を聞く事に全身で喜びをあらわしている犬達を見ると、本来あるべき犬と飼い主の関係を見る様な気がします。溺愛するでもなく、信念と愛情をもってボランティアで盲導犬を育てているアメリカ人のパピーウォーカーさん達にも感銘を受けました。

我が家に犬を迎えても、パピーシッターのボランティアは続けていこうと思っています。

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by rosemarywells | 2011-04-23 01:30
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